小じわ改善に有効?!クレンジングと洗顔料のダブル洗顔はなぜ必要?

クレンジング剤と洗顔料 シワ・シミ 対策

うるおいのあるきれいなお肌をめざすならまずは、『顔に塗ったものはきれいさっぱり落としましょう』というのが基本です。
きちんと汚れを落とさないとくすみや肌荒れ・乾燥肌となり小じわの原因になったりします。

メイク商品の特にファンデーションなどは油と粉で作られ毛穴にしっかり入っていくため、油性のクレンジング剤を使わないと落ちません。油性は油性で落とすと言うことです。

クレンジング剤で油分を落としただけでは、皮脂やお肌のタンパク質の汚れは落ちていません。皮脂やタンパク質はアルカリ性なので洗顔料でないと落ちないのです。

どちらか一つだけの洗顔だけでは、お肌の汚れはきれいに落とすことはできず汚れが残ったままだと肌トラブルになるだけでなく、化粧水や美容液がお肌に浸透しにくくなっているため、うるおいのあるお肌から遠のいていきます。

そうならないためにも必ずクレンジングと洗顔料のダブル洗顔をして、しっかりとお肌の汚れを落としましょう。

まずは、メイクをクレンジング剤でしっかり落としましょう!

ポイントメイクは先に専用のリムーバーで落としましょう。
落ちにくいメイクを無理にこすって落としてしまうとお肌の摩擦により色素沈着をおこしてしまいます。

メイクや洗顔料で落ちない日焼け止めなど、お肌に塗った油性の化粧品は毛穴にまで入り込んでいます。美肌の第一歩は毛穴の汚れを落とすこと。まず最初にすることは、クレンジング剤で油分を落とすことです。

クレンジングの選び方

クレンジング剤には界面活性剤が入っています。界面活性剤が多いほどよく落ちますが、その分お肌に負担もかかります。

メイクの濃さやお肌の状態によって使い分けたり、マツエクに影響のない商品だったり、旅行や今日はメイク落としがめんどくさい!って時には、便利なクレンジングシートを使ったりとその時の状況で使い分けることもできますね。

界面活性剤が多刺激が強い (よく落ちる)

クレンジングシート
オイルクレンジング
バームクレンジング
リキッドクレンジング
クレンジングジェル
クリームクレンジング
ミルククレンジング

界面活性剤が少くお肌にやさしい

クレンジング剤の種類とメリット・デメリット

【クレンジング剤の種類】       【メリット】              【デメリット】            
クレンジングシートウエットシート状です
サッと取り出してふき取るだけです
バッチリメイクも落ちます
旅行便利などに便利です
界面活性剤が多いため刺激が強めです
ふき取る時ためお肌への摩擦があります
オイルクレンジング油分が多いので濃いメイクにおすすめです。界面活性剤が多いため刺激が強めです。
バームクレンジングオイルクレンジングを固形化したものです
バターのようなテクチャーでお肌にのせると
体温で溶けてオイル状に変化します
オイルクレンジング剤ほど量を使いません
オイルクレンジング剤よりもお肌にやさしいです
オイルクレンジング剤ほどの洗浄力は
ありません
リキッドクレンジング水分が多く見た目や使い心地も水のようです
コットンにつけてお肌をなぞるだけでよく
落ちます
マツエクをしてる人におすすめです
油分が少ないのでメイクと混じりにくく
界面活性剤が多くコットンを使用するので
お肌への刺激があります
クレンジングジェル
【透明ジェル】
マツエクでも使用できます界面活性剤を多く使っているのでお肌に刺激
があります
クレンジングジェル
【ミルク状ジェル】
乳化させてるためマツエクには向きません
透明ジェルよりもお肌にやさしいです
界面活性剤と乳化させているため透明ジェル
よりも洗浄力が少ないです
クリームクレンジングクリーム状で水分と油分のバランスがよく、
お肌へのこすりすぎがないのでお肌にやさしいです
お肌にやさしい分、濃いメイクは落ち
にくいです
ミルククレンジング洗浄力がおだやかで、パウダーファンデーション
のみなら使用できます
水分が多いのでメイクがなじみにくく、
濃いメイクにはむきません

メイクが落ちる仕組み

メイクが落ちる仕組みは、メイクの油分をクレンジング剤の油分で浮かし、界面活性剤で乳化させて水で洗い落とします。

ファンデーションやアイシャドウなどのメイクの原材料は主に粉と油でできています。それらが毛穴にもしっかりと入り込み普通の石鹼では落ちません。水と油では混じりあわず洗顔料の泡だけで落とすことは出来ないのです。

メイクは油性のクレンジング剤と混じり合わせることで馴染みますが、このままではメイクの油をお肌から剝がすことができません。油分と油分を乳化する界面活性剤を利用して落としていきます。

界面活性剤を利用してメイクが混じりあった油性分に少しの水分を足し、混ぜ合わせると「乳化」となり落とすことができるのです。

クレンジング剤に界面活性剤が入っているのはこのためなのですね。界面活性剤が多いほどメイクを落とす力が増えますが、その分お肌への刺激が強くなってしまいます。

【動画説明】 ファンデーションのクレンジングによる乳化現象です。

こちらは口紅のクレンジングによる乳化現象です。

1.口紅を付けました

2.口紅にクレンジングオイルをつける

3.口紅とクレンジングオイルをなじませる

4.口紅とクレンジングオイルをなじませ、少量の水でなじませると乳化現象が起こり、口紅の油分が皮膚から離れて落とすことができます。

次に、クレンジングの後には必ず洗顔料で洗いましょう

クレンジング剤でメイクを落としただけでは、毛穴にある皮脂などのタンパク質は取れきれていません。クレンジング剤の油分も少しは残っていて全部を落としきるのは無理なのです。その後に必ずアルカリ性の洗顔料を使って洗いましよう。


洗顔料を使って洗うときは必ず泡立てて洗います。それは泡が皮脂を包み込み吸着して落としてくれるからです。毛穴の汚れまでスッキリと落とすことで、洗顔後の化粧水などをお肌に染み込ませることができるようになります。

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洗顔料の種類と選び方

洗顔料を選ぶポイントは、皮脂を落とせるものです。
まずは自分のお肌が皮脂でベタベタしていないか?を基準に考えてみましょう。

洗顔料も固形のものからパウダーのものまで色々な種類があります。

【洗顔料の種類】【メリット】【デメリット】
洗顔用固形石鹸浴用石鹼に比べて洗いあがりがつっぱりにくい
です
浴用石鹼に比べて洗浄力が弱めです
浴用石鹼顔も身体も全身使えて天然の界面活性剤です
皮脂をしっかり落とすならこれ
乾燥肌の人には皮脂の落とし過ぎになり、
洗いあがりにつっぱる傾向あります
泡タイプポンプを押すだけでクリーミーな泡がすぐに
でてくるので便利です
泡を作れるように合成の界面活性剤を多く含みます
肌に刺激をあたえる商品もあります
クリームタイプ洗いあがりがしっとりとするので乾燥肌に
向いています
チューブタイプが定番で扱いやすい
しっとりすることで油分がお肌に残ることになります
ジェルタイプ水分量が多いので泡立てが簡単です
洗浄力があります。
洗浄力が高めで洗い上がりがつっぱる傾向にあります
乾燥肌には注意が必要です
パウダータイプ防腐剤などの添加物が少ない
お肌のトラブルも少ない
粉状なのですこし泡立てるのが難しいです
コストパフォーマンスが悪いので割高になりやすいです

皮脂の汚れは洗顔料の泡を作って落としましょう

毛穴の汚れを取るためには 泡が重要 になってきます。

毛穴に入った汚れを泡が包み込んで汚れを取るからです。泡は小さいほどよく大きい泡では、毛穴に入りません。洗顔料の泡はネットなどで作ると素早くできて便利です。ネットは、100均でも売られているので探してみてね!

泡の大きさは洗顔料と水分の量で決まり、少量の水で泡立てると密度の濃い泡が作れます。
密度の濃い泡は、お肌のゴシゴシ摩擦も防ぐことができるので、こすり過ぎの色素沈着を防ぐ効果もあります。

お肌と手の間で泡のクッションがあるようにして、やさしく縁を描くように洗いあげるといいですね。

【動画説明】洗顔料をネットを使って密度の濃い泡を作る方法です。

まとめ

小じわを作らないためには、保湿が大事です。
保湿を保つのに大切なのがスキンケアの基本となってくる『皮膚の汚れを取る事』これに尽きます。

どれだけ効果のある化粧水や美容液を使おうとも、毛穴の詰まったところに美容成分を導入しても入っていきません。

先ずは毛穴をきれいにしてから必要な成分をお肌に与えることと、週一の角質ケアをすることもおすすめします。角質が化粧水の浸透を邪魔する原因となったり、ターンオーバーの妨げとなります。角質を取り除くことでスキンケアの効果もUPするので、皮膚の汚れを取るだけでなく角質を取ることも忘れないようにするといいでしょう。

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